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Tour of Qinghai Lake レースレポート
Tour of Qinghai Lake (UCI 2.HC)
Tour of Qinghai Lake (UCI 2.HC) 2005/7/16~2005/7/24

こののレースはUCI(世界自転車競技連合)のレースカテゴリーの中でもハイレベルとなるHCカテゴリーに属する。開催地は中国・青海省西宇市(標高約2200m)を中心とする高地がベースの世界でも珍しい大会です。シマノメモリーコープは全日本後、高地トレーニングする時間が取れず、この大会に向けて、鹿屋体育大学のご協力を得て低酸素室を使ったトレーニングで事前の準備をすすめました。

第1ステージ・103km 
標高2700mからスタートし、下った後に西宇市の周回コースを走る。スタート前からチームみんなで息苦しさを実感。周回コースで15人くらいの逃げが決まりそのままゴール。モスクワのチームが勝った。シマノはトップグループに選手を送りこめず残念な結果となった。初日のレースでこの高地のレースに対して準備が充分だったかどうかが、はっきり出る結果となった。シマノはただ集団で走っているだけで息苦しく、あまり動けない。空気の薄い高地でのパフォーマンスの低下を感じた。

第2ステージ・156km
標高2200 mから3400 mまで登り、3200mのチンハイレイクでゴールする。
レースは登りの途中でシメオーニが単独でアタック。力強い走りでそのまま逃げ切り優勝。メイングループは登りでバラバラになり3つの集団に分かれた。第2グループで狩野、土井、第3グループで大内がゴールした。廣瀬は体調を崩し途中リタイヤ。辻は登りで力尽きリタイヤした。この時点でのリーダーはZVVの選手。

第3ステージ・121km
チンハイレイクを周る平坦なコース。しかし標高は約3200m。この日は風が強くスタートしてすぐ横風の影響で集団が3つに分裂。第2グループに土井、第3グループに狩野、大内が入る。結局この分かれた集団のままでゴール。風が強く辛かった。

第4ステージ・152km
平坦なコースレイアウト。雨と風が激しく、気温も低く、吐く息が白い。今日も風の影響でスタート後、すぐ集団が三つに分裂。雨も強くなり、走っていても寒さで震えが止まらない。非常に厳しいコンディションだ。この日、シマノは狩野が第3グループでゴールしたのみ。土井、大内は途中でリタイヤした。このステージは雨と寒さで他にも30人程がリタイアした。リーダーはZVVの選手がキープ。

第5ステージ・128km
標高3740mの山頂ゴール。天候は雨。今日も非常に気温が低く、吐く息が白い。この天候を考慮し予定では207kmだったレースが128kmに短縮された。今日は山頂ゴールの為かスタートから淡々と進む。70kmを過ぎたあたりからスピードが上がり始め集団はバラバラに。運悪く、狩野はちょうどその時パンクに見舞われる。復帰はしたものの、そのときすでに集団はバラバラになっていた。完走を目指す集団でゴールの頂上を目指すが、その集団もバラバラに。自分のペースで走りなんとかゴールすることができた。ゴール地点は雪が降っており非常に寒い。この区間はジャイアントのミズバニが勝利。今回このレースで、初のアジア選手の勝利となった。

第6ステージ・112km
昨日の山を登り、そして下って西宇市にゴールする。今日はスタートから逃げてやろうと思いアタックを続けていたら、オーストラリアの選手と二人で集団から抜け出すことに成功。しばらく逃げ続けるものの、頂上20キロ手前で上位のグループに抜かれてしましまった。このステージは今年の春先のツール・ド・ランカウィでも勝利したバルドワールドのコックスが優勝。

第7ステージ・196km
後半アップダウンがある厳しいコース。集団は追い風に押されるように速いペースで山頂まで進むが、そこからバラバラ。狩野は後続集団でゴール。

第8ステージ・163km
スタートの標高1800Mから 3200Mまでかなり登ることとなる。狩野は今日も後続集団で登り、なんとかゴールした。

第9ステージ・
あまり登りがないスピードコース。最初から逃げが決まるが、これには乗れず。後続集団でゴールした。

個人総合優勝はZVVの選手。自分は後半のステージからだんだん心肺機能が楽になってきたのを感じたがすでに遅かった。このレースで勝負するには高地でじっくりトレーニングする必要性を感じました。

                  レポート 狩野智也

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