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シマノ参加メンバー:狩野・土井・アレン・マルコ・エルケ・ステファン・ローレンス・ジュリアン
参加選手数:200名
参加チーム:ゲロルシュタイナー(ドイツ)、クイックステップ(ベルギー)、ロット(ベルギー)、CSC(デンマーク)、T-Mobile(ドイツ)、ラボバンク(オランダ)、サニュエルデュバル(スペイン)、ファッサボルトロ(イタリア)、ランプレ(イタリア)、ディスカバリチャンネル(アメリカ)など、プロツール及びコンチネンタルプロ及合計25チーム
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アムステルゴールドレースは、プロツアーカテゴリーに属し、自転車レースの盛んなオランダで一番大きな大会であるといっていい。また我々が今期に出場できるレースの中での一番のビッグレースでもある。コースにはいつも以上の観客が詰め掛け、またプロツアーチーム所属のビッグネームが多く顔を揃えた。
シマノメモリーコープは、地元チームということで注目度は高く、その中でも日本人が初出場ということでさらに話題を呼び、前日の新聞には狩野、土井の両選手の大きな写真が掲載された。
スタートはオランダ最南端のマーストリヒト。そして丘陵地帯であるリンブルグ地方のわずか30km四方の範囲内で、アップダウンの変化の富んだコースをこなし、カウベルグの丘の頂上にゴールするというもの。最大勾配20%以上の激坂や、車一台しか通れない細い道、曲がりくねったコースレイアウトで、見所が多すぎるほどの250kmである。 レースは10:15にマーストリヒトの町をスタート。この日は朝から天気が優れず、肌寒く、小雨がぱらつき、霧が終日かすめていた。
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| 序盤からエスケープを成功させた4人 |
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スタート早々、アレンを含む4名のエスケープが成功し、トップグループを形成する。メンバーは、グリフコ(ドミナバカンツァ)、クリストフモロー(クレジットアグリコール)、アーウィンタイス(ミスターブックメーカー)、とアレンの4人である。
距離が長いため、集団は誰も追う気配をみせず、差がどんどんひらいていく。30kmで5分、50kmでは11分の差がひらく。
一方、狩野と土井を含むメイン集団はほとんど崩れることなく進み、一回目のカウベルグの丘を通過する。このカウベルグの丘は、ゴールを含め、3回上ることになる。よって、一番の観戦ポイントとして多くの観客が詰め掛けた。
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コースは、80km地点過ぎから、「狭い道」、「激坂」が増し、選手を苦しめていく。加えて路面状態はウェットで、コースアウトや、パンクも多く見られた。100kmを過ぎても快調に飛ばし、11分の差を保ち続けた4人であったが、120km地点でグリフコがパンク。時を同じくして、アレンが脱落し、先頭は2名になる。
一方、集団で喰らいついていた土井も、ドイツとベルギーとオランダの国境が交差する激しい丘陵地帯で遅れてしまう。ここからは、息つく暇が無いほどのアップダウン及び曲がりくねった道が続き、脱落する選手が見え始める。しかし、狩野は遅れることなく、集団をキープし、山場を乗り超えることに成功する。しかし160km地点を過ぎ、畑のあぜ道の狭い下りのコーナーで、路面がぬかるんで居た為に、落車が発生。これに狩野は巻き込まれなかったものの、それで慌てたか、その先のコーナーで、スリップし単独で落車。すぐに立ち上がり集団に追いつくが、ここで少しリズムが狂う。
そして2回目のカウベルグの丘をクリアし、スタート地点のマーストリヒトに向かう平地区間に入る。ここで、一気に集団のスピードが上がり、190km地点で狩野は脱落。同時期にマルコもパンクし、二人で集団を追うが、山場に入り遅れ始める。シマノから残るのは、エースのステファン、エルケ、ローレンスの3人となる。レースは、最初から逃げていた2人が200kmを超えても依然、2分差で逃げ続けている状況だ。それを追って地元のファンボン(ロット)、ウェーゼマン(T-Mobile)が飛び出すが成功しない。ついに約230km付近では、集団は逃げているメンバーをすべて吸収する。
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| 落車後、集団を追う狩野 |
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ここからが最後の勝負となる。ラスト10km地点にある最大勾配約25%のコウテンブルグのような激坂が続き、選手をどんどんふるいに掛け始める。ここでエルケ、ローレンスも遅れ、集団は約30名。シマノで先頭に残るのは、シューマッハのみになる。 そして勝負は、ゴール前の約1kmにわたるカウベルグの丘での上りスプリントに持ち越された。有力選手の中から、イタリア人・ディルーカ(リクイガス)がそのスプリントを征し初優勝を果たした。一方、シマノのエース・ステファンは、15位と大健闘した。
また、今回、初の大舞台を経験した日本人選手、狩野と土井は、完走は果たせなかったものの、現在の自分の力を充分に発揮できたと思う。特に狩野は、落車さえなければ、完走は可能だったように思うし、その辺りは監督であるピットフクストラも賞賛していた。
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まだまだ、我々の挑戦は始まったばかりである。選手は、この大舞台での貴重な経験を生かし、これから続くシーズンを実りのあるものにしてくれる事と思う。今後、チーム共々、一歩一歩、確実にステップアップをしていきたいと思います。これからもどうぞ応援宜しくお願いします。
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